2000年10月25日

ASIA LIVE TOUR in 香港 2000.10.25

香港はオフィシャルで参加しました。
台湾から帰国した翌日、日本滞在が数時間という状況で、もちろん徹夜で成田に向かいました。

到着した日は自由行動だったので、四川料理を食べに行ったり、ビクトリアピークにトラムで上って夜景を見たり、やっぱり香港でも楽しむ私たち。こういうときって、動かないと損だもんね。ただ、宿泊したホテルが中心地から車で20分と離れたところで、ちょっと不便だったのが残念だったんですけどね。

それはさておき、10月25日、昼間、市内の名所を観光で回った後、ライブ会場に向かいました。
チケットはそのときにようやく渡されました。友達が言うには、まぼ側だってことで、アジアツアーで初めてまぼ側だぁ、と心が躍った私。実際に会場で席に着くと、ちょうどスピーカーの真横だったのですが、スピーカーを組み立てているセットの隙間から、ばーっちしドラムセットが見える位置。ちょうどまぼから見て左斜めという絶好なポジションでした。実際、ライブが始まったら、まぼの全身がよく見える。顔もシンバルにかからないし、それだけで、幸せになってしまった私なのでした。

香港では、茂くんの朗読も日本語で、モニターに中国語訳が出ていました。台湾では現地語で歌った「時代をよろしく」も香港では日本語で歌ってましたね。MCでは通訳がついていたのが、台湾とは違うところ。

ライブが始まって、ドラムの動きがよく見えて、めちゃくちゃにやけていた私。こんないい席、めったにないし。それに肉眼でちゃんと見えるんです。会場全体が狭いこともあるし、すり鉢状で段差が大きいので、割とどこからでもステージが見やすい会場でした。その代わり、花道とかがないので、アーチストにしてみれば、台湾に比べて遊べないかも。
そんな中、私はまぼのドラム演奏を見つつ、いろいろ研究。自分で練習したことのある曲が多いこともあって、ここはどうやって叩いてるんだろう?というのをじっくり見てました。それで、自分が練習していたのとまったく同じに叩いてると、とっても嬉しくて、かなり他の人と違う見方してますね(笑)席が席なだけあって、まぼの視線も気やすい場所だったような。始めのほうで、にこーっと、笑顔が来たときは、自分に向かってじゃなくても、すっごくハッピーな気分になったりして(爆)

ちなみに、まぼのドラムを見ていて気づいたこと。「Feel It」のドラムが目立つ間奏部分で、スネアを使わずハットを両手で刻んでたり、他の曲でも8ビートや16ビートで刻んでいるときに、小節の終わりでハイハットをオープンしてメリハリつける部分、私はかなり好きなんですが、まぼは、ハットをオープンしないで、オープンの1打分を小刻みに2打で打つのが癖みたい。そういう発見が面白かったです。あと、よくあるフィルのオーソドックスなパターン「タンタンタタトン」という部分があるとすると、その頭の「タンタン」は必ず左手2打だったり。普通は右手で2打だと思うんだけど、まぼは違うんだよね。ほかにも、このところ、まぼは、音に厚みを出すためスティックを逆さにして叩いてるのですが、「時代をよろしく」がアコースティックバージョンだったこともあって、ライドシンバルを刻むのに、途中でスティックを元に戻してチップで叩いていたり(この方が細かで繊細な音が出せる)こんな気遣いも、ライブの流れがよく見えて演奏してるんだなぁ、というのを実感してました。それに、リムショットも随所で見られたし、JUMBOの途中で、スティックを互いに叩いてリズムキープする部分を発見したりとか新鮮でした。この日の演奏は、調子もよくてバランスがよかったと思うんだけど、本人はどうだったんでしょ。かなり安心して見てました。調子がいいと、歌いながらドラムを叩いてて、「未来派センス」や「Zettai!」などのテンポの速いリズムをキープする曲では、口でリズムを口ずさんでいたりして、そんなまぼもかわいかったりするんだよなぁ。途中、MCに入る前、バスドラのペダルのピーターがおかしいのか、スタッフにお願いしてMC中に直してもらっていました。台湾の2日目でも気づいたように、「君を想うとき」の前、何気にチューニングしているまぼが見られました。スネアやタムをチューニングキーで打面を直しては、ポンポンと小さな音を出して。そういえば、演奏途中、両手で締めのクラッシュシンバルを叩く直前に、瞬時に両手で鼻をつまんだのを見ては、かわいい。。。と思ったなぁ。鼻がかゆかったのかな、と(確かLOVE & PEACEあたりで)。そういった動きが肉眼で見えてしまう席、ホント貴重でした。双眼鏡で見ると視野が狭まる気がして、できるだけ肉眼で見たいタイプなので、とても嬉しかった。。。

MCの話題といえば、前々日に香港入りして、ちょっとした自由時間があったそう。まぼはマカオに行って、ドッグレースを見てきたそうです。そして、負けた、と(笑)ドッグレース=競馬ならぬ競犬・・・経験・・・辺見マリ・・・「やめて♪」と歌い出したまぼ、香港で、飛ばす飛ばす(大爆)またしても、まぼの年齢に?と思ったりして(^^;)それで、ほか、その自由時間、茂くんだけは、J-Friendsの新曲の録音をしていたそうです。大変だなぁ。通訳がついていたこともあって、台湾よりは長いMCでした。まぼはV6の三宅くんの真似したりして。茂くんも通訳さんを使って、訳のわからないことを訳してもらったり(^^;)あとは、DASHで香港に来たときの話をしてました。

「Eternal Frame」を見ていて感じたのは、まぼは歌うとき、左側を見て歌うのも癖なのかなぁ、と。マイクを持つ手にも影響してると思うのですが、おかげでこの日のまぼ側の席は、この曲でも、かなりドキドキしてしまいました。まぼの顔がよく見えすぎて。。。

アンコールの「みんなでワーッハッハ!」のあと、ジャッキー・チェンさんが花束を持って客席側から登場しました。しかも、その花束、まぼが受け取って、とっても嬉しそうなまぼ。「どうしてお客さんがステージに上がってくるんだ?」と思ったそうです。興奮してましたね、さすがに。私もかなり興奮しちゃったけど(笑)
Wアンコールの「Zettai!」の途中、ドラムセットの真横にいたお客さんの中に、元ジュニアで、小TOKIOだったライモンドくんを発見したまぼ。ずーっとそっちばかりを見て(妬けるな・笑)、口で「ライモン、ライモン」って言ってる風でした。しかも、テンポが走る、走る(笑)すると、曲が終わって、ライモンドくんにスティックを手渡しに行ってました。こういうのって、やっぱり羨ましいなぁ。ちなみにライモンドくんは、今でもお母さんと一緒にTOKIOファンだそうで、今回のオフィシャルツアーに参加してました。お母さんにお願いして、まぼからもらったスティックを持ったライモンドくんを写真に撮らせてもらいました。そうる透さんの名前「Soul Tohru」と白く入ったスティックでした。ライモンドくんに「そうる透ってダレ?」と聞かれ、「松岡くんのドラムの先生だよ」と教えてあげたのは私です(笑)

そんなこんなで香港初日はとても楽しかった私。ライブの盛り上がり自体は、台湾のほうがスタンディングってことで熱かった気がします。それにゲストコーナーがなかったから、この日は時間も短かったですね。途中、「Stand Me Up」くらいで、ハウリングがすごくて音響が気になったけど、初めての会場では仕方ないことなのかな。香港初日は興奮のまま、終わったのでした。

投稿者 Miyuki : 2000年10月25日 23:19
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