2000年02月12日

LIVE TOUR 2000 in 石川

ずーっと仕事が忙しく、その合間を縫って北陸ツアーに行くということで、睡眠不足の最悪状態の私。当日、飛行機で金沢に向かいました。

なんといっても、昨年の武道館追加公演以来、約8ヶ月ぶりということで、待ちに待ったTOKIOのライブ。どうしても、初日が見たかった。
それ以前に、北陸には何かと縁があるので、自分では割と行きやすいと思っている場所。今後も行きたいかな。

この日はお友達と一緒に6人で参加。私以外はみんな太一くんのファン。ちょっと、強烈、って思ったけど(笑)始まったら、お構いなしでした。
そして、この中のお友達に取ってもらった席が、オーケストラピットがステージになっていたこともあって、前から2列目。しかも、一緒に行った友達はかなり残念がっていた、ドラムセットのちょうど前あたり(笑)私的にはかなりおいしかったですねぇ(^^)今回の私が行くライブで一番いい席です。初日からこんなんでいいのか!?と思ったりも。どう乗っていいかもわからないし、不安も多少ありましたね。

けれど、始まってみたら、すぐに汗ががーっと出てくるほど熱くなりました。だから、ずーっと半袖でライブに参加しました。
この後、新潟へ行ってもずっと半袖で平気だったので、これから参加される方は、羽織るものを着ていって、中は涼しくしたほうがいいかもしれませんよ。とにかく、「激しい」という感じですから。

ライブが始まって気づいたこと。まぼの顔がシンバルで隠れる(^^;)しょうがないので、私はこの機にじーっくり、手と足を見させていただきました。そう、演奏を観察。特に右足が見られることはそうそうないし(笑)キックをしてるまぼの膝小僧とか見てるのって、なんか変だよね・・・。でも、そこはまぼのドラム業を盗もうとしている私ってことで許してください(笑)

こんな感じで変な視点から、ライブを見ていた私・・・でも、これがかなり面白かった!というのも、まぼに対する敬意というか、びっくりすることが多くて。すべて演奏面でね。
今回のライブは、セットアップリストに載せたようにアルバム「Yesterday & Today」がメインです。だから、ロック色が強い!しかも、今までライブでやっていた曲の中でも、これまた、ロック色のある曲が選ばれていました。それを聞いて、血が騒がないわけがありません。私自身、日本のロックが大好きなので、コブシ振り上げはOK!どんどんやって、と思っていたから、今回のライブはその意味でも満足でした。
ただ、ジャニーズのライブって、手の振り上げ方とか、普通のロックバンドと違うところとかがありますよね。なんと書いていいかわからないけど、曲のテンポがスローになると、手を叩いてから右手を上げるような(ってよくわからないか)。しかも、今回は初日ってことで、新曲に対して、そのジャニーズ系の振りが途中どこで出るかとか、よくわからないし、しかも前の席ってことで、これはもう自分で勝手に楽しむしかないと判断。と、なると、私の場合、一応ドラムをかじってるので、右手の振りをドラムの音に合わせるのが一番楽しいし、一番ラク。なので、ペンライトがスティックに早替わり・・・(^^;)私と一緒にライブを見たことがある人は、この意味がとてもわかるでしょう・・・小刻みに動くペンライト・・・だから、余計にまぼのドラム演奏をかじりつきで見てました。テンポの速い曲が多いし、表で打っていたかと思うと、途中で裏打ちになるリズムとか、アルバムをじっくり聞いていたこともあって、アルバムとの違いとか、いろいろ感じながら見てました。

まず、ドラムセットは、ヤマハのラメ仕様のセットで、色が照明によっては紫っぽく見える濃い青色でした。シンバルはジルジャンのもの。太鼓はいつもと同じで、スネアにバスドラ、ハイタム、ロータム、フロアタム。ハイタムとロータムはサイズが違うものを使用(ハイタムの方が小さいもの)。シンバルは、まぼから見て左からハイハットにクラッシュ、その上に珍しくスプラッシュ(小さなシンバル)があって、右側前より、ライド、クラッシュ、チャイナという感じだったような。掲示板にも書いたりしてましたが、やっぱり今回のライブは、右の前にライドをセッティングしているので、いつもと違いますね。あと、スプラッシュ(たぶん)は何の曲で使うのだろう、と見ていたら、「Cool so Rock」でした。この曲、シンプルだけど、意外に派手な曲調です。クラッシュの2度打ちとか、めちゃくちゃカッコイイ!2番に入る前の叩き方(フィル?)が、なんか違和感をいつも感じるのですが<アルバムで、ライブでは全然気にならない。そうそう、バスドラの上にちょこんとアヒル隊長がいるのでチェックしてくださいね。

で、今回、ライブに行く方に、絶対に遅れないように行ってください。というのも、オープニングから、まぼのドラムがじっくり聞けます。
そのほか、曲に関して思ったことと言えば、「愛の嵐」は、CDと演奏の仕方が違うな〜とか(^^;)いや、CDの方は難しいので、ライブ初っ端から同じように演奏して間違えるわけにもいかないし、簡略化して演奏してるのかな、と思いました。単に、私が今、CDから起こした楽譜でドラムの練習をしているから、どこが違うかすぐわかってしまうってだけで(^^;)でも、ノリはばっちし。「IとYOU気と」は、以前、間奏のときにダンスになってしまったことがあったけど、今回はすべて演奏なので嬉しいですね。テンポの速い曲が続くから、ドラムがモタらないかと心配でしたが、今回は全然気にならず。あと、ライブ前にインフルエンザになったり、花粉症とかの影響で、まぼの体力も心配の種でしたが、そんな様子は微塵も見られなかった!スタミナも十分ってのが頼もしかったです。メンバー紹介のときも、バスドラの動きが止まらず、ドラマーまぼ(本人はドラマーと言われたくないみたいだけど)が存分に見られました。それにしても、私はまぼの叩くスネアの音が好きだなあと改めて実感。これはホント、好みですから。夏に行ったジャニーズの某グループのライブでバックに付いていたバンドのドラマーのスネアの音が重たくて、ちょっと嫌な感じがしたので。
「Cool so Rock」や「JUMBO」はレコーディングも同時録音だったということで、思ったとおりでしたが、ライブでやると余計に盛り上がる!ライブでより活きてくる曲ですね。「Feel it」とかも面白かった。リズムのバリエーションの多い曲というか。それにびっくりしたのが、まぼから見て左前方にあるクラッシュシンバルを左手で刻むまぼ。クラッシュって基本的に一発で節目節目に目立つ音を出して派手にするものなのですが、この曲でまぼは左で小刻みに連打していた。まるでライドを刻むように。これには、一瞬え〜!?と思いましたが、ついニヤけてしまいました。こういうのを見られるのがライブの醍醐味だなぁと。CDを聞いてるだけじゃ、どちらの手でどう叩いてるかってとこまではわからないから。「Brake Down」もカッコイイね。この手の曲って、テンポが速い分、バスドラとスネアの一定の音がズシズシと響いてくる感じが気持ちいいかも。そして、「19時のニュース」太一君ファンの友人が、どうしてこの曲やったんだろ?と疑問に思ったそうですが、やっぱりまぼファンのためでしょう〜(笑)ドラムのアンケートでも上位に来るほど、この曲と言えば、ドラムが目立つ!間奏でドラムソロが入って、最後にまぼが大きく左足下ろすところが特に好き。あと、注目してたのは「Heart」。VTRも一緒に流れてるのですが、そっちは他の会場でも見られるや、と思って、こんな前の席で見るならやっぱり生まぼを見るでしょう〜ってことで、CDを聞いて演奏が気になってた「Heart」では余計にかぶりつき状態。なのに、こういうときに限って、目の間に立ちはだかる茂くん・・・(^^;)「Heart」も、AメロBメロで雰囲気が違うし、しかも、エンディングに向かってテンポが速くなるし、で、これまたドラマー泣かせの曲ですね。気持ちの切り替えが難しそう。こうやって書くと、今回のライブはドラマー泣かせの曲が多いかと。手数も多いし。けど、「Yesterday's」に関しては、落ち着く曲で派手さはそうでもないけど、ドラム叩いてて気持ちいいんじゃないかなあ、と思って見てました。このとき私は両手が動いてました、ドラムに合わせて。体全体でゆったりと乗れる曲ではないでしょうか。

初日のライブはとにかく大盛り上がりでした。メンバーも客もみんな久々のライブに戸惑いがありながらも、超興奮というような感じで。私も訳が分からずメンバーがどこから登場するの?ってだけにも神経が必要だったり(笑)

演奏面に関することをだーっと書いてしまいましたが、初日にあったエピソードをランダムに書いてみます。

・まぼパントマイムに挑戦。役に入っているときは、無表情に。でも、茂くんを見るとつい口元が緩んじゃったりするみたい。手品を披露してくれます。
・パントマイムの後、茂くんを追いかける場面で、勢いよく階段を上るまぼ。その勢いに階段が動いて、一瞬危うかったです。ドキッとした。
・途中、ダンスコーナーがあり、1940年から年代別にメンバーが当時流行の曲に合わせて踊ります。まぼは、1970年代あたりのフラッシュダンス系のシーンに登場。曲はよくわからず。ジュニアを引き連れて踊ってますが、そのダンスは、まぼお得意のキレイめのジャズダンス。ターンも全快、ばっちし、決めてくれます。これを見ると、まぼ健在だなあ、と思ったり。前回のツアーのときに「22才」を歌っていたときと同じ(たぶん)ストライプ柄のスーツを着てました。で、途中までは前ボタンを1つ留めていたのですが、ダンスの途中でそのボタンを外そうとするまぼ。ダンスしながらで、片手だったので、なかなか取れない様子でした。ちょっと焦り気味なのが微笑ましい。これも初日だからね。外したあとは、胸が肌蹴てセクシーでした。
・メントレスペシャルライブってことで、MCコーナーが「ライブメンタッチ」コーナーに。大きなスクリーンに映像が映し出されます。内容はステージに主役やバックダンサー、ステージ下にオーケストラと指揮者が。で、自分はどこにいるか、という問いに、まぼはステージ中央の階段を選ぶ。これは私も一緒でした。で、これって何を意味してるんだったかな・・・すみません、記憶にないです(^^;)まぼは、天国への階段だとかなんとか言ってました。
・ダンスコーナーのラストでは、パラパラを踊る羽目に(^^;)事前にTOKIO Walkerでたっちゃんが覚えてくるように言ってましたが、やっぱりやりました。それで、笑えるのが、ステージ上手(向かって右側)から登場したまぼ。たっちゃんがパラパラを踊っていて、それを解説、サポートしてました。まぼが、会場のインストラクターというか。また、このインストラクター役の口調がすっごくうまいの。メンバー全員でパラパラを踊るのですが、まぼはずっと喋りながら踊るわけです。「右左右〜」とか言いながら。この後、新潟も見ましたが、最初たっちゃんのコーナーだと思ってたけど、いつのまにか、まぼのコーナーになっている気がする・・・。「どうしても山口達也がやりたいと言うから」ってことで、ライブに織り込まれたそうです。
・4人でのダンス(太一くん除く)、ちょうど横から見る感じで、まぼがよく見えました。すると、やっぱり他のメンバーとちょっと違ってて、相変わらずのオーバーアクション。
・ライブメンタッチのコーナーのとき、たっちゃんがヒロシの真似をしてました。甲高い声で「集合〜!」って。そこからか、なぜかモノマネコーナーに(笑)といっても、やるのはまぼ。柳沢慎吾から矢沢の永ちゃんとか、メンバーに振られるままにモノマネする。一瞬、ものまねBrothers復活かと思いました(笑)でも、ものまねBrothersにはまぼが含まれてなかったから、まぼワンマンショーかな。で、誰かが、「大澄賢也」と振ったら、「それはできないよぉ〜」と断るまぼ。でも、新潟では、事前に研究したのか、ちゃんとやっていた(笑)
・MCのとき、まぼがたっちゃんに「ぐっさん」と呼んでたら、「ぐっさん、ぐっさん言うな」とまぼを怒るたっちゃん。

こんな感じでしょうか。また、思い出したら補足しておきます。

演奏中にまぼの笑顔が見られたりすると、楽しいんだな、というのが伝わってきて、こっちまで余計に嬉しくなってしまいました。
前回のときは、ライブ後半になるとバテてるのが表情に出たりして、痛々しいことも多々あったけど、今回はそうは見えなかった。もちろん、無茶する人だから、この後、どうなるかわかりませんが。力だけじゃなくて、業も見せてもらったライブという感じ。とにかく、まぼを見てるのが楽しかった。あと、まだ数回、私はライブに参加しますが、まぼの演奏をじーっくり見て、コピーしたいなぁ。ロックバンドTOKIOが満喫できるライブです。ダンスコーナーはちょっと長いかもしれないけど、メリハリもあるし。
こんなに長く書くはずじゃなかったのに、長くなってしまってすみません。それだけ、思うところがあったということで許してください(^^;)
ちなみに、個人的にイイコトと言えば、「ジャンクフードの逆襲」でたっちゃんが花を投げていたのですが、たまたま私のところに飛んできたので、ゲットできました(^^)花束をむしって投げていたので、私がもらったのは、ほんの数本(カスミ草のような小花が付いたもの)でしたが、金沢からなんとか持ち帰り、今はドライフラワーなってます。

ってことで、初日のレポート、というより感想でした。

投稿者 Miyuki : 2000年02月12日 23:08
コメント