ここでは、ディスコグラフィーから見るドラムの感想を書きます。
技術的にわからないことが多々ありますので、間違いもあるかと思いますが、ご了承願います。

HUM A TUNE
『コンクリート』『ジャパニーズ』『サンデー』
花唄
Live my life!
faith
Booster
GREEN
Midnight Rose
I'm mine
SCREAM
glider(Album version)
フォノグラフ
ding-dong


HUM A TUNE

軽快なロック?ポップス?ナンバー。シンプルで、最初聞いたときはあまり印象が残らなかったのだけど、聞くば聞くほどいいかも。
Cメロでタムを使って、ちょっとスローになったりして、この辺の変化は面白いですね。
「タラララッタ、タラララッタ」の歌詞が印象的。
単調な8ビートで、けれどもよく聞いてると、ちょこちょこフロアタムが入ってきて、いい味出してます。爽やかな曲だなぁ。

『コンクリート』『ジャパニーズ』『サンデー』

イントロから勢いがある!
いきなり、クラッシュ(またはハイハットオープン)2打ずつの力強いイメージが付いちゃいました。
ハイハットもスネアもよく聞こえてるのだけど、メロディーラインでバスドラがよく聞こえてなんだか頼もしいし。
これも、聞けば聞くほど、ドラムも変化に富んでいていろんな発見ができます。
大サビに入る前、バスドラ3連の箇所、詰まってる感じがして演奏しづらそう〜と思いながらも、慣れるとそこがまた妙に気になって(いい意味で)聞いてしまう。
スネアのストロークだけのドラムソロ(大サビ前)もメリハリあって気分が盛り上がる!

花唄

跳ねるような感じのドラムで、サビのバスドラ2打の後のクラッシュが印象的。
フィルも、スネア6打、タム2打、フロアタム2打の細かさが、きっちり表現されていて、聞いてても気持ちいい。ところどころに速いスネアやタムのストロークが入ってて、シンプルなんだけど、難しい曲です。
私のバンドでもしっかり演奏させてもらいましたが、初っ端のイントロからやりづらいのなんのって、、、でも、演奏してて失敗しても、暗くならない、根っから明るい曲で楽しいです。
この曲、2番のドラムがまた、ちょっと変わっていて、フロアやタムの低音が目立つのだけど、テレビやライブでは披露されないのが残念。
それにしても春っぽくて、気分爽快です。

Live my life!

ドラムの連打から始まるイントロ。ポンポンという、あんまり高く響かないスネアの音がまたカッコイイ。
初めて聞いたとき、Feel itっぽいなぁ、と思いました。Aメロの途中から、スネアが入ってきたり、ハイハットの音色の使い方とかが。
Bメロのぐっさんが歌っている部分、ライブとCDでは全く違いますよね。ライブでは、ハイハットメインなのだけど、CDではタムになってる。どっちもいい感じ。でも、どっちかというと、ライブでまぼが演奏しているのが興味深くて、いつもそこばかり見ちゃうんですよ。
間奏の後半、大サビに入る手前、ハイハットがシャンシャン鳴ってる部分、ゾクゾクします。全体的に勢いがあって、私はとても好きですね。

faith

この曲はどうしても、ドラムよりもぐっさんの歌声に聞き入ってしまいます。
ドラムの音色は目立つことなく、ブラシを使って演奏しているような雰囲気ですね。
こういう感じの曲を実際にまぼがライブで演奏してたらどんな風になるのか、興味はあります。以前、ぐっさんの「約束の場所」をライブでやったとき、盛り上がりすぎて、歌声を掻き消しそうなドラムだったことを思い出しました。これがまたとってもかっこよかったのだけど。
久々、ぐっさんのソロ歌で、バックで演奏しているまぼが見たいなぁ、、、

Booster

うわぁ、このリズム気持ちいい〜。ロックだね!
歌詞は別にして、この手の曲調、演奏したい、と思うタイプ(笑)でも、またまた細かくて速いストロークがいっぱいで、面倒くさそうだな(^^;)
TOKIOの曲って、手の込んだ、細かなワザ満載のものが多いけど、これは割りとストレートかも。かといって、やっぱり簡単ではないのね。
スネアの張りが軽いような気もするけど、このパンパンした音が、聞き続けてると気持ちよくなってくるし。
これ、ライブで見たいね。

GREEN

最初は、印象薄くて、あまり好きな曲ではないなと思っていたのだけど、何度も聞くうちに好きになりました。スケール感がすごいですよね。ほっとできる曲。
ドラムの音は、一音一音をきっちり聞けて、その分、丁寧に演奏してるんだろうな、と思います。
歌が終わった後の、後奏のドラムが結構いろんな動きがあって気になります。何気に忙しい部分ですよね。それまで、割と単調に、サビのリズムパターンではライドとスネアを繰り返しているのだけど、終わりになって、ここでまた盛り上がる。心地いいですね。

Midnight Rose

CDを買うとすぐにクレジットをチェックしてしまうのですが、この曲のドラムが、まぼの師匠、そうるさんがやってるとなると、やっぱり期待しちゃうでしょう〜。
アレンジをしたのがまぼだっていうのが、また嬉しくてね。まぼがソロをとる曲って、ドラムもかっこいいんだもの。そこは外せない。
軽やかな手数の多いドラムの音色で、いいグルーブ感。なんだか、ものすごく余裕のある演奏なんですよね。タム回しが軽くって。アレンジでも2番のAメロで、ドラムとベースを効果的に目立たせてるのが、またカッコイイ!まぼにもぜひ演奏してみてほしいけど、実現は無理なのかな。
この曲、私が密かに注目しているのは、まぼ自身のコーラスで、CDでは、主旋律よりそっちをつい辿って聞いてしまいます、、、

I'm mine

曲は新鮮でポップな感じ。私はこの曲が結構好きなのです。
オープニングのスネアのストロークの音がザーっと徐々に大きくなって始まる部分、入り方はドラマチックですね。
でも、ドラムのリズムパターンは、今までのTOKIOの曲でもよくある気がします。スネアのパンパンと張った音とシャンシャン鳴っているハイハットの音とのバランスが気持ちよくて、素直ですね。自然と体がふわふわと動きます。

SCREAM

なんたって、ドラムから始まるってことで、気分はいきなり盛り上がる!Aメロでフロアタムのストロークがズシズシ入ってきて、ちょっと他の曲にないパターンが多発しますね。間奏のギターソロに乗っかるドラムは緩いテンポでリズムキープが大変そう、とか思うところがいろいろ。
ラジオで最初に聞いたとき、雑音まみれだったので、よくわからない曲だったのですが、ライブで見て、一番目が釘付けになりました。なんだ、このカッコイイ演奏は〜!と。そしたら、案の定、雑誌で「ドラム泣かせの曲」「困りました」とまぼが発言。相当、大変だったみたいだね。
まぼのコメントにもあったように、サビ部分のキメ(フィル)が全部違うのだけど、キメが全部違うって、TOKIOの曲、実際多いでしょう(CDでは)、、、と、突っ込んでみたり(笑)

glider(Album version)

私はシングルのが好きかも。効果音の入り方が違いますよね。特に2番のAメロ、なんか気持ち悪いよー(爆)あと、イントロ部分のクラッシュがないのが寂しい〜!!!
この曲、スネアのパンっていう鳴りがとっても目立ちます。シングルのよりも、目立つ気がするのは気のせいだろうか、、、
自分でシングルバージョンのを練習してますが、聞くのと遣るのでは大違い!スピード感があって速いなぁ、と。AメロとBメロではパターンが全く違うし(違いすぎる)、かなりメリハリがある曲なんですよね。

フォノグラフ

このアルバムの中でも、この曲が好きという人が周りには多いのですが、私は最初聞いたときから、打ち込みのドラムの音がどうも好きになれなくて、、、
後半で生のドラムの音が入ってきて、確かに盛り上がる場面ではありますが、なんだか人工的に聞こえてしまう。メロディーは決して嫌いじゃないのになぁ、、、と考えると、違うアレンジで聞いてみたい曲かも。

ding-dong

第一印象は、可愛い曲だな、と。
ドラマのエンドロールで聞いたのが初めてだったので、雪景色のイメージが付いてしまいました。でも、スネアの音とか、あまり軽くなくて、結構しっかり音が入ってくるのは好きですね。口ずさみながら叩けるような感じかな。
間奏のドラムがいろんなパターンでキメが入ってきて、スネアとタムの温かみある音が気持ちいいです。サビでは、「終〜わらない」の後の「タカトン!」がとっても好みです(笑)

こうやって全曲の感想を書いてると、ドラムに関しては、ストレートでシンプルなものと、凝ったものとがいいバランスで入っているような気がします。バラエティーに富んでて面白いし。
以前にも増して、歌だけでなく、ドラムや他の楽器の音がしっかり聞こえるようになったのは、耳が肥えたのか、ボーカルに負けない音がしっかり表現されているからなのか、、、どうなんでしょ。
話は逸れますが、今回の初回盤Aに付いているTOKIO STATIONがいいですね。徒然2コードと城島ソング。本番前のリハの様子が混ざっていて、バンド!という雰囲気がとってもGOOD!なんだか、嬉しくなっちゃいました。それに、城島ソングがこんなにかっこいいなんて。各メンバー紹介の最後にチラッと入ってる各担当楽器の音がこれまた憎い。ほんの一瞬だけど、耳がいきなり奪われてしまいました。抽選だと嫌ですが、こんな購入特典は大歓迎です。
あぁ、それにしても、今回もしっかりドラムを満喫させてもらいました。