ここでは当ホームページ で常時行っています、まぼの『ドラム』で好きな曲アンケートの結果を元に
私なりの解釈で「まぼのドラム」について語ってみます。

調査期間は、1999年7月13日 03時17分から2000年6月25日 14時06分までの、
全投票数411票中、有効回答数396票によるアンケート結果より。


1)一秒のOthello 96票(24.2%)

ダントツの1位はこの曲。まさにライブで成長した曲では?一番印象的だったのは、ミュージックステーションで初めて演奏しているのを見たとき。カメラワークがよかったということもあるけど、CDだけではわからない、ドラムの魅力が活きた映像になってました。たぶん、それに魅了された人は多いはず。ハイハットオープンで8ビートを刻む音の印象とか、クラッシュを叩いて、その瞬間クラッシュとは反対側に首を曲げる仕草とかが目に焼き付いてます。後半のライドシンバルの刻みとタムの回しは、CDを聞いただけで映像が蘇ってくる。LIVE TOUR 1999「君を想うとき」のアンコール、めちゃくちゃカッコよかったなぁ・・・。また、ライブで盛り上がりたい曲です!

2)君を想うとき 58票(14.6%)

これもLIVE TOUR 1999「君を想うとき」の演奏に依るものが大きいでしょう。本編ラストの曲で、まぼが全力を出し切って、ヘトヘト状態で演奏してました。アコースティックバージョンでは、Aメロでボンゴを演奏し、一息ついてから、ドラムのフィルを目印にしてバンド演奏に入ってましたね。リムショットを交えた静かな雰囲気とは裏腹に、Bメロからスネアが鳴り出し、サビに向かって徐々に盛り上がっていく様は、聞いていてとても心地よいです。ギターソロに入ってから、ドラムも畝って、フィルも派手になっていきます。大サビなんて、その盛り上がりが最高潮に達して、ミディアムバラードの味わいを引き出してる。この曲は後奏も聴きどころで、ドラムの魅せ場ですね。私自身、この曲(ドラム)を練習しましたが、演奏しても、とにかく気持ちいい曲だと思います。

3)愛の嵐 35票(8.8%)

ドラムが目立つ曲!バスドラの音が要所、要所でズシズシ鳴り響きます。そして、なんと言ってもフィルがカッコイイ!そして、イントロ部分を聞くと、やっぱり「サイコメトラーEIJI 2」のタイトルバックの映像が浮かんできます。大きなダウンストロークでハイハットを刻むまぼの右手。また、この曲で印象的な点としてドラムのセッティングが変わったということも挙げられます。私が記憶する限り、この曲から、ライドシンバルが右側クラッシュよりも前の位置に置かれるようになりました。おかげで、ライブではまぼの顔をちゃんと拝める機会が減ったかも(ライドで隠れてしまう場合が多くなりました・・・^^;)。けれど、セッティングへの拘りを感じられて、妙に嬉しくなったのも事実です。バンド!っていう生の迫力、男っぽさが感じられる曲ですね。

4)フラれて元気 29票(7.3%)

ドラム自体は割と単調のように思えますが、やはり、まぼのソロボーカル部分があるからか、人気の曲です。「サイコメトラーEIJI」の影響もあって、まぼからイメージできる曲(まぼの代表曲)という感じでしょうか。ライブではそのソロ部分、それこそ、いろいろパターンを変えて歌っていますね。「テメエら最高だぁ〜!」が出るのを楽しみにしていたりして。私のイメージとしては、しっかりライドを刻むべき曲、かな。

5)Julia 24票(6.1%)

まぼ自身がシングルで一番好きな曲だそうで、私も大好きな曲です。ドラムは派手!に尽きるのでは?ライブでは調子がいいとクラッシュの連打が見られます。フィルも毎回異なるし、譜面上では決して簡単ではないこの曲。ギターソロも目立つけど、ドラムも思い切り目立ってます!LIVE TOUR 2000には組み込まれなかったのがとても残念。是非とも、次回はやってほしい!

6)ぼくの伯父さん 17票(4.3%)

言わずと知れた、まぼのソロ曲です。ドラムを力強く叩きながら歌う姿は頼もしくもあれど、個人的には極力避けてほしい気も。というのは、気が気じゃないから(^^;)でも、フロアタムとスネアのコンビネーションやバスドラのキック音とか、低音が響く曲で、歌詞とはアンバランスなところが面白い気もします。たまには、ライブでちょこっと演奏してほしいなぁ。確かに、まぼのドラムと言えば・・・の代表曲だと思います。

7)19時のニュース 15票(3.8%)

ライブで根強く披露されるこの曲は、なんといっても、間奏のドラムソロが魅力。待ってましたとばかりに、智也くんが、「まぼ!」または「松岡!」と叫ぶ。フロアタムを叩く右手だったり、自在に動く左手だったり、シンバルの音の激しさとは違う深みのあるドラムソロという感じの中、私はキメたとき(ソロ終わり部分)の左足のひざが上がる瞬間がお気に入りです。LIVE TOUR 2000 「Yesterday & Today」でも披露されていますが、とある友人が、「どうして、この曲をやってるんだろう」とボソッと言ったので、私が「まぼファンのためでしょう〜」と返答したところ、その友人は妙に納得してました。

8)忘れえぬ君へ・・・ 12票(3.0%)

スローなテンポで始まって、途中までドラムの出番がないこの曲がベスト10入り。意外な気もしましたが、私がこの曲にイメージするドラムといえば、素直でオーソドックスというところでしょうか。サビのテンポとか、間奏に入るところのゆったりしたリズムとか、ドラムを叩くと心地よいフレーズになるんじゃないかなあと思っています。間奏のギターソロに合わせたハリのリズムは待ってましたとばかりに弾けられる部分のような。この間奏の終わりのフィルは、スネアのパンパンと張った跳ねるような音色が目立っていて、ライブでは楽しみな個所になってます。

8)LOVE YOU ONLY 12票(3.0%)

デビュー曲にして、とても難しいリズムパート。楽譜を見たら、本当にデビュー曲?と疑いたくなります。というか、疑ってた人がいたくらい、初見では叩けないドラムパート。けれど、厚みのあるタムにしても、クラッシュの派手さにしても、楽器のあらゆる部品が目立つ個所がある曲という気がします。イントロ部分ではフロアタムとハイタム、スネアとクラッシュが交互に叩かれる絶妙さであったり、Bメロでは細かく刻むライドシンバルに絡むスネアだったり、魅せばが多いと思います。もちろん、最大の惹きは毎回異なる2小節に渡るフィルでしょうか。デビュー当時とは違って、今ではすっかり余裕で演奏しているまぼの姿がホント、気持ちいい。曲調はポップでも、ワザは本格派の曲かな。

10)大波小波Rock'n Roll 10票(2.5%)

そして、またまた意外な曲が上位に・・・と思ったのは私だけ!?この曲のタイトルを見て、私の頭に浮かんだまぼの姿は、イントロ部分で、右手の大きなストロークで、ハーフオープンのハイハットを鳴らし、体を横に揺らしながらリズムを取っている・・・。また、前々回のライブでしたか、この曲で客席はパチパチ君を持ちながら踊りましたが、ライブツアー開始当初は、メンバーも一緒に踊ってましたね。けれど、それよりも、途中からきちんと演奏体勢に入ってくれたことが嬉しかった、という思い出の曲です。